2012年01月31日

富山の薬売り

Brunswick Zone は全米に展開しているアミューズメント施設。ボーリング&ゲームセンターなどがあり、子供達の誕生会や会社のイベントなどにも使われ シカゴの人々には馴染みが深い。

Brunswick のボーリング場で開催された娘の友達の誕生会に招かれた事をきっかけに、ちょくちょく遊びに来ている。

クレジットカードタイプのプレイカードに金額がチャージされ、同じカードにゲームで獲得した得点が加算されていき、溜まった得点に応じて商品と交換出来るシステム。

以前 NAMCO CYBERTAINMENT 社の吉田均社長に...

ゲーム機を各アミューズメント施設やショッピングセンターなどに設置し、お客が遊んだ分だけ儲かる仕組みなどについてお話しを聞いた。

そのシステムは富山の薬売りに似ている。各家庭で薬の買置きが出来なかった江戸時代に富山藩が使った分だけ代金を支払えば良いという先用後利という画期的なシステムを開発し伸びてきた。

先用後利は「用いることを先にし、利益は後から」とした富山売薬業の基本理念。創業の江戸時代 元禄期から現在まで脈々と受け継がれている。現在でいう委託販売に似た形式だ。

今はドラックストアの勢力に圧され、また薬事法の改正で2009年度からコンビニなど薬局以外でも医薬品が販売できるように制度が変わった事で今後の展開は益々厳しくなりそうだが、OL向けにお菓子をオフィスに置く 置き菓子など形態を変えて先用後利のシステムは生き残っていきそうだ。

いつの時代もアイディアによって商機が生まれる。

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この記事へのコメント
富山の薬売りの由来はそういうことなんですね。
初めて知りました。

私の生まれ故郷は、富山との県境に近い「飛騨高山」ですが、
私がまだ4~5歳の頃まで富山県からやってきた薬売りが
「富山の薬はよ~う効くよ ♪」と歌を唄いながら町を歩いていました。
祖母がいつも「熊の胆」を買っていたのを思い出します。

ちなみに私のお目当ては、同じく富山からやってくる金魚売り。
「金魚~え、金魚 ♪」とやっぱり歌を唄いながらおじさん
天秤棒を担いでやって来ると祖母におねだりしてました(笑)
Posted by AIGC, INC.AIGC, INC. at 2012年01月31日 16:31
鷹さん、AIGCさん、

それでは、ここで問題です。
では、なぜ、富山が薬の産地となったのかご存知ですか?

実は、こういう由来があります。

中国の漢方で、探してもどうしても手に入らなかった素材が良質の昆布でした。当時貿易を生業としていた琉球国に手配の以来をすると、富山さんの昆布を見つけて来ました。当時は、国際流通貨幣がありませんでしたので、物々交換が基本です。富山は、昆布を輸出する変わりに、中国の漢方薬を手に入れ、それを新たなビジネスに繋げたそうです。

その恩恵をうけて、琉球国(沖縄)では、豚肉と昆布を煮る料理ができたとか。それが不老長寿の源とも言われています・・・

意外に物知り不動産
Posted by 大春 敬/Tak O'Haru at 2012年01月31日 21:28
AIGCさん 春さん

いつもコメント有難うございます。

春さん流石物知りですね。引き出しの多さに驚かされます。

私の子供の時も富山の薬売りが家に来ていました。1,500人を越える業者さんが全国を回っているようです。出張続きで年間2ヶ月くらいしか家にいられない、凄いビジネスです。

金魚、豆腐、竿竹など風情があって良かったですが、時代の流れには勝てないのでしょうか ちょっと寂しいですね。
Posted by UNI-CON INC.UNI-CON INC. at 2012年02月01日 13:55
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