2012年01月05日

世界飛躍出来ない理由

あるテニス雑誌で増田健太郎氏・山本育史氏・谷澤英彦氏・石井弘樹氏の4名の座談会記事が掲載されていた。彼らは1971年生まれ、嘗てテニス村のガキ大将達で全日本ジュニアの面々。数々の優勝を勝ち取り、日本では敵なしと言われプロの道に進んでいる。

そんな日本のトップにいた彼らが “なぜ世界に飛躍出来なかったか”


それぞれが、その理由を述べているのだが実に興味深い。

山本氏と増田氏は目標を全日本優勝に置いていたため それが叶ってしまった瞬間に目標を見失ってしまった。“世界に” なんて事は考えもしなった。

石井氏はワールドジュニアで世界を知り、それに衝撃を受けた。彼らの時代に世界を知っている指導者がいなかった事が災いし、世界を意識して猛烈に練習した結果 身体がついていかず故障。

谷澤氏は女子は世界に行けるのに、男子は行けない。その理由は環境。女子の場合 男子と練習する事で世界レベルのスピードに慣れることが出来、世界に出てもそれ程衝撃を受ける事が少ない。

彼らは皆30歳位でプロを引退し、後進の育成に力を注いでいる。そんな彼らも自らが言っている通り、世界のトップレベルを知っているわけではない。世界に届かなかった人達が教えるには限界がある。

世界200位の人は200位の選手を育てる事が出来ても、世界のトップ10を育てる事は出来ない。世界のトップを見ているからこそ、そのレベルが分かると彼らは言う。本当に素晴らしい事を言っている。

スポーツもビジネスも日本国内に世界の環境がないという事実。日本にいても世界で飛躍出来ないのであれば、世界にどんどん飛び出そう。世界を少しでも体感している我々が架け橋となり、もっと世界を伝え、海外進出を促し、世界で通用する人達を創っていこう。 

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この記事へのコメント
鷹さん:

本題、後半は大賛成です。理屈抜きで世界に出て行かないといけません。
これは、どんな年でも、どんな人でも。

前半の部分は、賛同できません。
名選手が名指導者になるというケースは極めて少ない。だから、彼らが世界レベルで勝負できなかったからと言って、世界に通用する選手を育成できないということはないと思います。

ザッケローニ監督も、世界レベルでプレーをしていた選手ではありません。日本に欠けているのは、“マネジメント”という概念でしょう。
“マネジメント”を「管理」と訳す愚鈍さ以上に概念が存在していないことに気がつかないといけません。

この4名の方々も、環境を理由に逃げず、今からでもプロとして冷静に海外選手を分析して、日本選手の育成に活動して頂きたいと心から願います。
Posted by 大春 敬/Tak O'Haru大春 敬/Tak O'Haru at 2012年01月06日 12:26
春さん

いつも貴重なご意見ありがとうございます。
これからも宜しくお願いします。
Posted by UNI-CON INC.UNI-CON INC. at 2012年01月06日 15:36
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