2013年03月01日

味覚の差

味覚の差アメリカでも日本のカレーが浸透しつつあるが、カレー文化の浅いアメリカでカレーを売るためにどこまで甘くするかが争点となった。

食品メーカーのアメリカ進出で特にこの甘さの基準をどこに置くかによって、商品の売れ行きが左右される。

甘すぎると子供向け商品となり、辛すぎるとアメリカマーケットには浸透しない。“辛いけど程好く甘い” の微妙なバランスを追求することで、アメリカに受け入れられる商品となる。

食品の味は国によって違うが、商品開発を日本語でやるのは至難の技だ。
理由は...

語彙が豊富で表現、言い回しが多過ぎるから。これによって誤解を生むこともある。

甘さを例に挙げれば英語であれば “Sweet” を核に too,  much などが加わり5段階程度の違いで分析出来るが、日本語だと 微妙に甘い、ほんのり甘い、苦甘い、甘ったるい、甘酸っぱいなど表現が無数に出てきて分析が難しくなる。

海外進出する場合 日本のモノをそのまま持って行っても絶対に売れない。その国流にアレンジしなければならない。食に関して言えば、その基本となる味を最重点に考え、マーケティングする必要がある。

私がアメリカに渡るきっかけとなった電子文具の世界でも、当時の日本では軽薄短小時代で薄く、小さく、軽くを基本コンセプトに商品開発をしていたが、それをアメリカで販売しようとすると “もっと大きく、厚く” と言われた。

相手を知る事はグローバル化の第一歩。そこに受け入れられるモノを創ることで道は拓ける。 

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