2013年01月20日

バナナの眼(初)

バナナの眼(初)アメリカで生活する日系二世達は、自分のアイデンティティに悩む事がある。アメリカで産まれアメリカ人でもある彼らは中身は白人(ホワイト)だが、外見は日本人(イエロー)という事から “バナナ” と評されることがある。

アメリカ生活23年 人生の半分近くを海外で過ごした私も、いつしか彼らとは違った形で “バナナ” になっていたのかもしれない。

そんなバナナだからこそ観える日本がある。

日本に帰国して4ヶ月 そんな事に気付いた。“バナナの眼” と題して、日本にいては観えてこない日本を紹介する企画としてこのブログを通しシリーズ化していこうと思う。

まず、初回として “貧富の差”  ...

1億総中流という言葉が懐かしい。私が感じる日本は明らかに貧富の差がある。

日本人にこの話しをすると皆驚き、また実感がないため 100 % 鵜呑みにする人はいないが、現実として OECD(経済協力開発機構)参加国中 現在日本は世界第4位の貧困国だ。

講演などでも話しているが、アメリカにも日本以上に貧富の差がある。残念ながら低所得者層には黒人やヒスパニック系が多く、彼らの住めるエリアも必然的に決まり、治安は悪化していく。

当然そのエリアには白人達は住めず、黒人街やヒスパニック街が出来上がる。

実は日本もそれに近い現象が起こっている。
ただし外見は皆同じ日本人だからアメリカのような区別が出来ない。

もし所得別に何かの目印、例えば髪の色を赤、緑、黄色、黒などに分けたとしたら、どの髪の色の人達が何処に多くすんでいるか見た目でも分かるようになり、アメリカと同じ現象が起こる。

幸い日本にはアメリカのような人種差別がない。そのため頑張ればそのエリアから移ることが出来る。しかし、問題は長い不況 “失われた20年” のうちに、その活力が捥ぎ取られてしまったという事。

これは今の若者に顕著に現れている。

この続きはまた次回。

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