2011年11月30日
AA 経営破綻

日米間路線で共同運航(コードシェア)を行っているJAL 日本航空も昨年負債総額約2.3兆円 金融を除く企業としては国内最大の経営破綻をしている。
負債が免除になるだけで金利負担がなくなり数字上は随分と楽になるだろう。ここまでの巨大企業になると国が税金を使って保護をするとボヤく人もいるが、巨大企業を潰してしまう事での負の遺産も大きい事を忘れてはならない。
JALの2009年3月期の連結決算は1兆9,511億58百万円 それに対して2.3兆円の負債とは..
それにしても日本国内業界1位のJAL アメリカ航空業界 3位のAA 現在1位のUA(ユナイテッド航空)も2002年に経営破綻している。業界トップ企業が経営破綻するというのは、航空業界自体に構造的な問題があるとしか考えられない。
健全な経営体質を持つ航空業界になるための再編を期待したい。
2011年11月29日
負けず嫌い

“お互い1からやりなおそう”と誓っただけに朝からみっちり90分間汗を流す。
先般の負けが相当悔しかったらしく、新しいラケットまで買っていた。私は切れ掛かったガットのテンションをあげ張りなおすだけだった。気合の入れ方が違うと感心させられる。
この負けず嫌いの精神は起業家には大切な要素。リクルート時代は周りが全員負けず嫌いだったので常に競争原理が働き、それが業績アップに直結していた。その中でも独立していった人達は一際目立った負けず嫌い集団だったような気がする。
関上先輩も起業家であり成功者だけあり、負けず嫌い度は高い。現在所属しているテニスチーム
“バイキンズ” も起業家集団だけあり、負けず嫌いの集まりだ。以前ほど闘志剥きだしの戦いや喧々諤々といった口論は少なくなったようだが “勝ち” にこだわる猛者は多い。
歳を取るにつれ角がとれて丸くなる先輩方が多いが、いつまでも良い意味で尖っていたい気がする。
2011年11月28日
時間を考える

問題なのはその時どう生きたか。違いは深さと密度。同じ時間をどう使ったか、何に使ったか、誰と過ごしたか。人はそれによって生き方が変わる。
12月で滞米23年目となる。 起業して21年。 どんな生き方をしてきたのか、これからどう生きるのか。そんな事を最近ちょっと考えている。
2011年11月27日
アメリカ景気対応策

そんな中まんまとその作戦に乗り、多少なりとも景気回復に貢献しようと本日もまたショッピングに繰り出してしまった。そしてクリスマスの飾付けアイテムをゲット。
Thanks Giving Holiday は家族とゆっくり過ごすか、旅行に出かけるか、ショッピングに明け暮れるか。今年のホリデーは買物三昧。たまにはこういった連休の過ごし方も良いだろう。
アメリカは10月末のハロウィンが終わると、感謝祭、その直後からクリスマスと一連の流れが作られている。消費大国アメリカのマーケティングの巧みさが現れている。
2011年11月26日
ショッピングラグ

感謝祭前日のセールから始まり、午前6時には娘のおもちゃを購入 その足で関上先輩と1時間30分シングルスの対戦で汗を流す。その間 家ではネットショッピングに励む妻の姿が目に浮かぶ。
その晩9時スタートの大セールに突入 目的は大人のファッションアイテムの購入。随分遅くまで付き合ってくれた娘も流石にダウン 移動の車の中で爆睡状態。他のファミリーを見ても子供は皆グッタリ。ちょっと可愛そうな気もするが、アメリカでは子供だけを自宅に待機させると犯罪となり逮捕されてしまうので、一緒に連れ出すか誰かに預けるしかない。
夜中3時に一旦自宅に戻り仮眠を取り翌朝から娘のおもちゃなどの購入。これでやっと娘の笑顔が戻る。感謝祭翌日の正午12時には殆ど Black Friday Sale は終了するのだが、今年は After Black Friday もしくは Black Saturday と呼ばれ翌26日も引き続きセールをするところが増えている。
我家の Black Friday は一段落。いつもであれば戦利品を広げワイワイやるところだが、流石に眠い。今年は珍しくこの時期にしては暖かく近隣では芝刈りや落ち葉拾い、子供達の遊ぶ声で賑やかだが、2日間に及ぶショッピング三昧にその元気は残っていない。一眠りさせてもらおう。
2011年11月25日
真夜中の群集

特にこのアウトレットモールには Armani, Coach, Ralph Lauren, DKNY, Diesel など一流ブランドがあるので普段でも人気のあるモールだ。人気ショップはセール開始時間をずらしているようで、午後9時、10時、12時と開始時間が異なりその度に行列が出来る。
それにしてもこの人の多さには驚かされる。真夜中にこれだけの人が集うというのも凄い現象だ。しかもオリエンタルがやたらに目に付く。殆どが中国人。世界人口の20%を占めているだけある。
ここ3年程 Black Friday Shopping を楽しんでいるが、毎回人の多さに嫌気が差し来年は来るのを止めようと思うのだが、これもアメリカの1つの風物詩として楽しむ事にしている。
また今年もアメリカの景気回復に貢献してしまった。
2011年11月25日
嵐の前に

さて、前にも触れたがその翌日は Black Friday と呼ばれ一大セールが開始される。
チラシ広告だけではなくメールにも続々とセール情報が流れ、家電、おもちゃ、服、雑貨などの他 車までセールになるのだから驚きだ。
今年は不況の煽りか前倒しでセールがスタートするところが多い。中西部を中心に展開する大型総合スーパーの Meijer も朝の6時から一部セールを開始するという事で娘の為に早起きをした。
シルバニアファミリーの大きなお家が $10 off プラス4匹のうさぎの家族がおまけについてくるというチラシを見つけた妻&娘にお願いされ早起きしたは良いが、当事者二人はまだまだスヤスヤと熟睡中。1人で出かけお目当てのモノをゲットし驚かせてあげた。
本日は各ストアーも日中は店を閉め、夜からのセールに備えているのでショッピングモールの駐車場はガラガラ。そんな中 大型家電ストアー BEST BUY の前に寝袋姿の行列を見てびっくり。日本でも最近発売されたアップルの I4S に行列が出来たが、どの国にも行列好きがいるものだ。
年に1度のショッピングのお祭り。今晩は夜通しのショッピングになりそうだ。
2011年11月24日
アメリカ駐在

今回も忙しい中お土産までお持ち頂き、色々とお話しを聞いた。日本に帰任当初はやはり色々と逆カルチャーショックもあり、慣れるまでに時間を要したようだが1年経ち随分と日本の生活にも馴染んだとの事。
ただ通勤ラッシュと人の多さには未だに閉口するらしい。アメリカにいれば人とぶつかるという事がないが、日本では日常茶飯事。また、至る所に変な人がいるという。例えば混雑している電車の中で子供が吊り革に捕まりブラブラしながら騒いでいても、親は注意するどころか “そんな事も出来るようになったのか” と喜び一緒になってはしゃぎだす始末。そしてその光景を見ても誰も注意しない。
何事も便利になり恵まれた生活環境の中で、日本人は我慢しなくなった気がすると言われる。すぐにキレるし、何をしでかすか分からない人達が増え、アメリカにいる時より危険な気がするとも言っていた。
お互いに幼い子供を持つ親として将来的にどこに住む事が幸せなのか、日本での教育や親同士の付き合い方、家族との過ごし方など仕事の話は殆どない楽しい話題で会話の弾む素敵なひと時を満喫した。
2011年11月23日
編集長が料理

偶然開いたページに “おじさんのための一皿料理教室” というタイトルが目に飛び込み、その下に懐かしい顔が登場。驚きと同時に懐かしさや嬉しさが込み上げる。

そんな彼の登場記事を読むと、料理の事を通して家族の話題などもあり微笑ましい。奥さん、家族を大事にする彼らしさが文面から伝わってくる。
プライベートな事なので、ここでは詳しく書けないが彼が彼女の日記を偶然目にした事で結婚を決意した話しや結婚式でのエピソードを今でも思い出す。
学生時代の友人が頑張っている姿を見るのは本当に嬉しい。
これからは家族のために 料理を創る機会を増やそうと思う。
2011年11月22日
牛角シカゴ


たまたま牛角USAの社長がLAから来られていたので、挨拶がてら弊社の事業案内をする機会を貰った。どこにチャンスがあるか分からない。常にアンテナを張るよう心がけているが、たまには今回のような偶然があるのも嬉しい。
偶然の出会いからビジネスに繋がり必然に変わる。期待しよう。
2011年11月21日
景気回復の起爆剤

こんなものをわざわざ設置しなくても自宅のPCから購入出来るだろうとは思うものの、暫く様子を見ていると物珍しさに人々がやって来てはタッチパネルを操作し始めた。
子供も興味津々でそれを見て真似をする。またその様子を見ていた別のファミリーがやって来て操作するといった連鎖が始まる。
11月24日(木)は Thanks Giving Day そしてその真夜中から Black Friday と呼ばれるアメリカの中で最も商品が安く買えるセールが開始される。このブログでお馴染みの岸岡氏も Black Thursday と題してコラムを書かれているが、例年深夜12時からスタートする Black Friday は近年セール開始時間が午後9時など前倒しで始まり、これがトリガーとなりクリスマス商戦に突入する。
消費大国アメリカの起爆剤。景気回復を期待しよう。
2011年11月20日
緊張の糸

Aブロックには師匠、ミスターの強敵がいる。まずはミスターとの闘い。モックンとの試合でガットが切れかかっていたが、そのまま続行。前回は勝利したが今回は3-3と同点 1本勝負で勝敗を決めるルールなのだが、何と痛恨のWフォルトで落としてしまった...
次の師匠には絶対に勝たなくは決勝リーグに進めない。2-1で迎えた4ゲーム目 残り時間2分となり師匠のサーブ 全てリターンエースを取っていかないと時間切れで負けてしまう。しかし流石ランク1位の実力者 かなり厳しいボールを打っても必ず打ち返してくる。ここが王者の強さだ。かなり追い詰めたものの、結局は打ち負かす事が出来なかった
問題はここからだ。この二人に照準を絞っていただけに対戦を終えた瞬間ガットの前に緊張の糸が切れてしまった。ランク11位のゲンちゃんに3-3 またしても1本勝負 得意のクロスストロークで決まったと思ったら 走り 追いつき 打ち返してきた。
緩く上がったボールはサイドラインを越えたと思い見過ごしてしまったらボール1/4程ラインにオン
まさかの敗退 土曜日の朝練を頑張っているだけあり 確実に力が付いてきている。
油断大敵 言い訳無用 何とランク4位の関上先輩も13位のキリンに負け 決勝リーグ進出ならず。バイソンに合わせる顔がない。試合後2人で “1から出直そう” と誓いを立てた。
2011年11月19日
保護者面談

この形式張らないところがアメリカの大らかさであり気に入っている。

まだ幼稚園児という事もあり、殆どは “彼女は素晴らしい” “凄く成長している” など褒め称えられるので、こちらも悪い気はしない。

その間 娘は教室内で放されたウサギと遊んだり、ハムスターに餌をあげたりしている。面談を受ける親達もジーンズにポロシャツ等のラフな格好で日本の先生や親達が見たら驚く光景だろう。
わが子はちゃんと園児として過ごし、勉強、友達や先生との付き合い、情緒面に問題がないかなどを確認するという面談の本質がきっちりと理解されていれば形式的な事は誰も気にしていない。これがアメリカ。
形式ばかりに気をとられ本質を見失いがちな日本に対し、実質・本質主義のアメリカで教育を受けさせられる事は嬉しい。ただし日本人としての素晴らしさは失わないように気をつけながら子育てをしている。
2011年11月18日
大事故

特に我々の住む中西部は車なくして仕事も生活も出来ない。
シカゴのダウンタウンはアメリカにしては珍しく電車があるので、郊外に住みダウンタウンに通う人達も多い。
これから冬に向かうシカゴにとって車での生活は苦労が多い。環境面への配慮から日本のように雪国でのスパイクタイヤの使用が出来ないのでスノータイヤになるが、多くの人はノーマルタイヤのまま走行している。
先日一般道路で珍しく渋滞していたので、何があるのかと注意していたらご覧のように大型タンクローリーが横転していた。ガソリンを積んだ大型車が横転して 万が一火が出ていたら大惨事になりかねない。
幸いカーブが曲がりきれずに横転しただけだったようで惨事は免れたが、恐ろしい事故を目の当たりにし、これから冬に突入するシカゴでのドライブには気をつけようという気構えが出来た。
初心忘るべからず。
2011年11月17日
経験の差

オハイオ、ロサンゼルス統合など今年は出張も多く、極度にご多忙の日々を送られご苦労も多かったようだ。その甲斐あって今期はこの不況下にありながら良い結果が出せそうと嬉しいお話が聞けた。
関社長とはテニス仲間 大学時代体育会テニス部の主将を務めていただけあり、正統派の綺麗なテニスをされる。時々平日の早朝に1時間程お付き合い頂き ご指導頂く。
ワンポイントアドバイスが的確でそれに向けて指導してくれるので、1時間の中にかなり凝縮したスパイスが盛り込まれ凄く実践的な練習をさせてもらえる。Tシャツはビショビショ 顔から汗をかく程激しく打ちまくる。
前回のダブルスの試合で関・吉田ペアに負けてしまったので自分の戦略ミスを反省していたら、それを上回る戦略で臨まれていた事が分かり脱帽。さすが技術だけでなく試合運びにも経験の差が出る事を実感。練習あるのみ。
2011年11月16日
NYの経営者

吉田さんは駐在員向けのバイブル 便利帳を発刊する傍ら帰任されるご子息向けの帰国便利帳、オンラインで講習が受けられる Y'Sアカデミーなど次々と商品化。そのアイディアと商品に対する思い入れ&熱意が素晴らしく熱い経営者だ。


彼の夢・構想を聞くと本当に楽しくなる。嬉しい事に "何かを一緒にやろう" と言ってくれる人達が周りに溢れてきている。
2011年11月16日
風の悪戯

昨日までは何の問題もなくスムーズに開閉していたものが突然このような事態になってしまった。どうも電気系統にトラブルが生じると良からぬ事が起こるというジンクスがあり悪い予感がする。1秒でも早く解決してしまいたい。
早速マニュアルを見て研究 どこにも解決策が見つからない。ネットで調べる。同じくトラブルシューティングの中に同じような現象はない。仕方がなくカスタマーサービスに連絡。電話だと廻されて要らぬ時間を要するので アメリカの場合メールでの問合せを心がけている。

何かの拍子にプログラムが狂ってしまったのか? 電源が切れてしまったのか など考えている時にふっと足元を見ると何やら白いものが絡まっている。
昨日の強風で飛ばされてきたビニール袋だ。その時にハッと気がついた。
もしかしてこれがセンサーを誤作動させているのでは。
絡まっているビニール袋を退けてみたら見事にガレージドアは開閉しだした。
問題の根本的な原因は往々にして単純なところに隠れている。これさえ見つけられれば大問題に発展する事を未然に防げるのだが...
2011年11月15日
またも送別会

彼のお陰で色々と趣向を凝らしたゴルフを楽しめた。

シカゴ三田会で何度送別会をやった事だろう。
駐在で来られた方は任期が来れば何時かは帰任される。私も在米22年となった。果たして送別会をやる側から送られる側になる日は来るのだろうか?
2011年11月14日
クリスマスカード


我々の予約時間は午前11時40分 時間通りに到着したがまだ前に5組のファミリーが待っている。彼らの予約時間を調べてみると 11:20, 11:30 確かに我々の予約時間よりも早い
仕方なく待つことに。1組の撮影時間は約20分 撮影後写真を選択し どの大きさの写真にするか、カードにするかなどの打ち合わせに15分程度 どう考えても10分おきにアポイントを入れるのに無理がある。待っているファミリーの殆どが不満顔 せっかく楽しく家族写真を撮りに来ているのに、このサービスでは本末転倒
2つのスタジオで撮影が行われていたが、結局我々の撮影が開始されたのは 1時 予約時間の1時間20分後 酷すぎる そして我々の撮影時間は5分 娘のカット2ポーズ ファミリー1ポーズ 計11枚の写真撮影で終了 驚きだ。
今までのスタジオでは撮影に1時間 撮影枚数100枚近い中から満足の行くものを選択するのに30分 価格もそれ相応のものだったが満足度は高い。それに比べ今回の撮影は当然の事ながら満足の行くサービスでもなく 写りも納得がいくものではない。
こういった比較をして初めてサービス、価格、満足度などの違いが見えてくる。ただし世の中には後者のサービス、価格で満足する人達も大勢いる。価値観の違いを知っておく事も重要だ。
2011年11月13日
美人経営者達

あるTV番組でヤマト運輸の特集をやっていた。業界 NO.1 にあっても油断する事なく、社長の号令のもと現在 “ムカデ経営” を実践中。このムカデ経営というのは 運輸を主軸として関連事業、新規事業、商品開発などをムカデの足に例え、それらを育成していくというもの。
このお二人も同じように本業を主軸として、色々な事業展開を模索されている。日々努力されている姿に感銘を受ける。弊社でもご一緒に出来る事、協力出来る事を積極的に推進していこうと思う。

顧客ニーズに着実に応え、マーケット戦略をきっちりと立て経営すれば自ずから道は拓ける。